「東京の保育士って給料が高いって聞いたけど本当?」
「給料が良くても物価が高いから一人暮らしは難しそう…」
このような疑問をもつ方もいるのではないでしょうか?
結論、東京で働く保育士の平均年収は約450万円で、全国でもっとも高いです。給与面に着目すると高年収で魅力的な地域といえます。
ただし、東京は物価水準が全国でトップです。
そのため、東京で一人暮らしをする予定の方はとくに、生活コストをおさえる意識が欠かせないでしょう。
本記事では、東京で働く保育士の平均給与を徹底解説します。
ほかの地域との比較や物価が高い東京での一人暮らしの可否なども紹介しているので、東京の保育園で働きたいと考えている方は参考にしてみてください。
東京で働く保育士がもらえる平均の給料が知りたい
政府が実施した統計調査の結果をもとに、東京で働く保育士の平均年収・平均月収・平均賞与(その他特別給与含む)を以下の表にまとめました。

手取り額は支給額の75〜85%程度といわれています。
80%と仮定して計算すると、東京で働く保育士の年収における手取り額は、およそ360万円、月収の手取り額は約25万円です。
給与の金額を見て「実際はこんなにもらえない気がする…」と感じる方もいるのではないでしょうか。
調査結果には、園長や主任など役職がつく労働者のデータも含まれています。
そのため、一般的な保育士の給与水準よりも高い数値となっていると考えられます。
東京都で働く保育士の給料は全国でもっとも高い
都道府県別の保育士の平均年収は、東京都がもっとも高いです。
政府が実施した統計調査の結果をもとに、保育士の平均年収が高い都道府県トップ5を以下の表にまとめました。

東京都の給与は平均年収・平均月収ともに全国1位です。
給与面の観点から、東京の保育園に就職・転職を検討する方も少なくありません。
もっとも平均年収が低い都道府県は、山形県の310万3,200円です。都道府県によって100万円以上の差が生じています。
東京都で働く保育士の給料が高い傾向にある理由
東京で働く保育士の給料が高い傾向にある主な理由は以下の2つです。
・人材確保を目的とした処遇改善に力を入れているから
・物価が高い背景が考慮されているから
人材確保を目的とした処遇改善に力を入れているから
東京都の給料が高い傾向にあるのは、保育士の人材確保を目的とした処遇改善に力を入れている自治体や保育園が多いからです。
東京は保育士の人手不足における課題が深刻です。
実際に人手不足の指標となる東京都の有効求人倍率は3.05倍で、全国では大阪に次いで2番目に高くなっています。
参考:厚生労働省|令和元年及び令和2年における保育士の各都道府県別有効求人倍率の比較
深刻化している人手不足を改善するため、東京は処遇改善をとおして保育士の確保に取り組んでいるのです。
以下は実際に東京都の自治体が独自で実施している手当や支援制度の一例です。

各区の支援制度を活用すれば、より安定した働き方を実現できるでしょう。
また、手当を充実させて保育士の処遇改善を図っている保育園も少なくありません。
物価が高い背景が考慮されているから
東京の物価が高水準である現状を考慮して、給料も高めに設定されています。
総務省が公開している令和5年度の「消費者物価地域差指数」の調査によると、物価水準がもっとも高いのは11年連続で東京という結果です。
物価が高いのに給料が低ければ生活が苦しくなり、労働意欲の低下にもつながりかねません。
物価と連動した給料の調整をおこなうことで、保育士を含む労働者の確保や定着を図っているのです。
東京で働くなら年収をどれくらいまで伸ばせる?
ネット上で「保育士 年収1,000万円」という情報を見かけたりしますが、
結論、一般の保育士では年収1,000万円を目指すのは難しいです。
以下は、公立保育園と私立保育園における施設長(園長)の平均年収を示した表です。
ご覧のとおり、最高職である園長に昇格したとしても、1,000万円の壁を超えるのは容易ではありません。

ただし、年収500万円以上を目指すのは十分に可能な範囲といえます。
最近では、保育業界の給与水準も上がってきています。
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