

こんな疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
保育士は以前から「給料が低い」と言われることが多い職種でしたが、近年は国による処遇改善が進み、給与水準は少しずつ上昇しています。

実際に、保育士の平均年収は2013年の約310万円から、2023年には約397万円まで上昇しています。
では、現在どのような処遇改善が行われているのでしょうか?
保育士の給料は年々上がっている
保育士の処遇改善が本格的に始まったのは2013年頃から。
その後も制度の見直しや補助金の拡充などが行われ、給与水準は少しずつ引き上げられてきました。
特に大きかったのが、2024年と2025年の処遇改善です。

2024年には保育士などの人件費を10.7%引き上げ、2025年にもさらに5.3%の引き上げが実施されました。
人手不足や離職率の高さは現在も保育業界の課題となっているため、今後も保育士の待遇改善は続いていくことが期待されています。
2025年度から処遇改善の仕組みも変わりました!
これまで保育士の処遇改善には、「処遇改善Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」という複数の制度がありました。
2025年度からはこれらが整理され、3つの区分に一本化されています。
- 区分1:施設の平均経験年数などに応じて人件費を加算
- 区分2:職員の賃金改善を目的とした加算
- 区分3:キャリアや役職に応じて最大月4万円を加算
特に区分3では、副主任保育士や専門リーダーなどの役職に就くことで、最大月4万円の加算を受けられる仕組みになっています。
つまり、経験を積んでキャリアアップすることも、給料を上げる方法のひとつです。
保育士が給料を上げるには?
国による処遇改善だけでなく、自分自身の働き方を変えることで給料アップを目指すこともできます。
① キャリアアップを目指す
主任保育士や園長などの管理職を目指したり、キャリアアップ研修を受けて専門的な役職に就いたりすることで、役職手当などによる収入アップが期待できます。
実際に、私立保育園の常勤職員では、平均年収が保育士約418万円に対して、主任保育士は約568万円、施設長は約698万円となっています。
② 給料や待遇の良い保育園へ転職する
同じ保育士でも、働く園によって給与や待遇には大きな差があります。
基本給だけでなく、
- 処遇改善の支給方法
- 住宅手当・家賃補助
- 賞与
- 昇給制度
- 役職手当
なども年収に大きく影響します。
「給料を上げたい」と考えたときは、今の職場で昇給を待つだけでなく、より待遇の良い職場への転職を検討するのもひとつの方法です。
③ 給料の高い地域で働く
保育士の給与は、働く地域によっても差があります。
2023年のデータでは、保育士の平均年収が最も高かったのは東京都で約453万円。京都府、広島県、和歌山県、大阪府と続いています。
もちろん給与だけで職場を選ぶ必要はありませんが、地域を変えることで収入アップにつながるケースもあります。
「給料を上げたい」なら、求人の見方も大切
保育士の給料は、今後も処遇改善によって上がっていくことが期待されています。
ただし、国の制度による改善だけでなく、どの園で働くかによってもらえる給与は変わります。
そのため、転職を考えるときは「月給○万円」という数字だけを見るのではなく、賞与や各種手当、昇給制度、処遇改善の支給方法まで確認することが大切です。
「今より給料を上げたい」
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という方は、求人を比較しながら、自分に合った働き方を探してみましょう!
